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「歴史学研究」
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 「歴史学研究」 
● 2020年 12月号
目 次


特集 文化財の危機と歴史学(II)

論 文
文化財の所有と公共性…………………………………………横内裕人(1)
−文化財はだれのものか?−
文化財の「活用」は可能か?…………………………………谷本晃久(10)
−アイヌの「文化財」から考える−
文化財保存機関としての公立博物館・美術館の危機………井上智勝(20)
−地方独立行政法人という運営形態の登場−
地域における文化財保護行政の課題と展望…………………高木徳郎(31)

研究動向
日本近世における疫病流行と医療環境………………………海原 亮(39)
感染症をめぐる中国近現代史研究……………………………福士由紀(48)

書  評
篠川 賢『古代国造制と地域社会の研究』…………………溝口優樹(57)
馬部隆弘『戦国期細川権力の研究』…………………………浜口誠至(60)
及川琢英『帝国日本の大陸政策と満洲国軍』………………澁谷由里(63)
鬼嶋 淳『戦後日本の地域形成と社会運動』………………立本紘之(66)
正本 忍『フランス絶対王政の統治構造再考』……………仲松優子(70)

会告:政府の日本学術会議会員任命拒否に断固抗議する緊急声明…(77)

総目次『歴史学研究』Nos.992-1003 (2020年1月~12月) …………(78)

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